Club Challenge Events 2004

　Takuchinさんの主催により、筑波サーキットのジムカーナ場で数人が集合したドライビングレッスンが開催されました。

　数日内に予定されていたFerrari club of Japanのポテンザドライビングレッスンを控え予行練習の意味合いもございましたが、これまで習得してきた「定常円旋回」の集大成としてSタイヤ（P-Zero-C）での経験を積むべく参加致しました。

　コンディションはドライ。これまでのレッスンの多くがタイヤの減りには優しくもコントロール性がシビアな雨天でのトレーニングであったことを考えれば、ドライでの走行はさほど難しくないはずです。しかし、今回は以前のP-Zeroと違いP-Zero-Cを履いて来たのでどうなることやら・・・。

　コースインして周回を始めると、やはりSタイヤのためかリアの限界点が高く、ブレイクポイントを掴むには若干の慣れを必要とします。しかし、今後のサーキット走行のためにもSタイヤでの経験は必要不可欠です。フロントとリアタイヤの限界が何処にあるのか？ひたすら覚えることに専念します。

　「定常円旋回」というと「ドリ練」と例えられるように派手なパフォーマンスが注目されますが、ミッドシップレイアウト特有の挙動をコントロールして危険回避に繋げることが本来の目的です。そのような視点から考えれば、今回のように平日の格安なジムカーナ場を数人の仲間と利用してスキル向上に励み、「定常円旋回」だけでなく「フルブレーキング」「旋回ブレーキ」「立ち上がりでのパワーオーバーステア」といったスキルトレーニングを自由な環境で行ってみるのも良いかもしれません。

　モータースポーツをFerrariで・・・。私にとっては至極の歓びです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(CORSA)